▼2009年01月30日

Blendtec の「will it blend?」

これも一種のブランデッドエンターテインメント。
今日紹介するのは Blendtecの「will it blend?(混ざるかな?)」ミキサー・ジューサーを発売するBlendec社の、実験的映像コンテンツ。でもその内容は、以前紹介したクレラップの「きょうのおむすび」とはちょっとテイストが違います。(記事参照:08年8/27日


http://www.willitblend.com/

トップページに行くと、大きなカテゴリが二つ表示されています。
一つは、「try this @ home = ご家庭でお試しください」
もう一つは、「Don't Try This @ Home = 真似をしないでください」

「try this @ home」のコンテンツは、料理番組風なミキサーを活用したレシピが映像で紹介されています。まあ、普通です。

しかし、もう一つの「Don't Try This @ Home」コンテンツでは、とんでもないものをどんどんミキサーでブレンドしてしてしまいます。最近では、iPod なんかも見事に粉々にブレンドしちゃっています!

「ご家庭でお試しください」の内容は確かに役立ちますが、ユーザのエンゲージメントとしては、断然「真似をしないでください」コンテンツの方が高いのでしょうね。youtube でのバイラルネタにもなっていますね。
表と裏、陽と陰、二つを並べて用意するコンテンツのあり方は確かにありだと感じました。  
Posted by hirokinagasawa at 16:54Comments(0)TrackBack(0)スペシャルコンテンツ

▼2009年01月29日

間寛平の「アースマラソン」

本日のクリエイティブCHECKでは、気の遠くなるようなチャレンジに挑む間寛平の「アースマラソン」にフォーカスします。

アースマラソンとは、お笑いタレントの間寛平さんが芸能活動を休止して、マラソンとヨットで地球を一周するプロジェクト。陸上を2万km走り、海上を1万6000kmヨットで渡ります。移動距離にして計3万6000km、2年掛けのプロジェクトです。プロジェクトの運営は『間寛平アースマラソン製作委員会』。構成は、吉本興業、日本テレビ、電通の3社です。


http://www.earth-marathon.com/

2008年12月17日に大阪をスタート。翌年の1月1日からは、千葉県鴨川市からヨットで太平洋横断を開始。今後は、アメリカ合衆国 → 大西洋 → ヨーロッパ → 中央アジア → 中華人民共和国を経て、2011年春のゴールを目指します。

デリーから乗り合いバスだけでロンドンへ向かう沢木耕太郎さんの「深夜特急」や猿岩石の「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」との決定的な違いは、(もちろんチャレンジする内容は全く異なりますが)その時代の情報環境にあります。今回の「アースマラソン」では、洋上においても動画を使ったメッセージが毎日ブログで更新されています。そしてこれらに対して随時ユーザやファンからの応援コメントが書き込まれています。

従来は孤独な戦いになりがちなこの様な挑戦も、リアルタイムで双方向なやり取りが可能であることによって、だいぶ背中をおされることになるのだと想像します。こんなところに本来のネットの良さが出て来てくるのはちょっとした発見でした。

間寛平さんの成功を祈っています。  
Posted by hirokinagasawa at 15:13Comments(0)TrackBack(0)スペシャルコンテンツ

▼2009年01月28日

グアム政府観光局の「3時間35分バナー」

寒い日が続きますね。
これだけ寒いと、暖かい南国に逃亡したくなっちゃいます。
2月3日までが寒さのピークらしいのでもう少しの辛抱です。

さて、本日のクリエイティブCHECKでは、そんな想いを込めながら、グアム政府観光局の「3時間35分バナー」をピックアップします。


http://210.150.167.57/guam/ja.htm

こちらは、オグルヴィさんが手掛けたクリエイティブ。
テレ朝の「やじうまプラス」の放送時間と、グアムへのフライト時間が同じであることに着目し、msnテレビの番組表上をジャックして、「グアムの近さ」を訴求しています。

確かにこの様に、3時間35分というただの時間数字を、表現上分かりやすく置き換えられると、今まで以上に近さを感じますね。同じことを言っていても、例え方によって、受け手に新たな発見を与えることができるのはクリエイティブの面白いところです。

あー、南国に行きたい!  
タグ :旅行バナー
Posted by hirokinagasawa at 10:27Comments(0)TrackBack(0)バナー

▼2009年01月27日

英キャドバリー「Eyebrows Dance(眉毛ダンス)」

昨年のカンヌを受賞した英キャドバリーの「ゴリラ広告」(過去記事:08年10/15)に続き、ファロンが手掛ける、new Glass and a Half Full production から「Eyebrows Dance(眉毛ダンス)」が公開されて話題になっています。



早速、youtube 上で、思い思いのパロディ眉毛ダンスを披露するユーザが現れています。

前回同様、どこまでバイラルを広げることができるでしょうか?
ちょっとウォッチしていきたいと思います。  
Posted by hirokinagasawa at 10:19Comments(0)TrackBack(0)バイラル

▼2009年01月26日

朝青龍復活「real SUMO fighting」

25日の、大相撲初場所千秋楽でみごと横綱朝青龍が横綱白鵬を寄り切って、5場所ぶり23度目の優勝を決めました。優勝23回は貴乃花を上回り史上4位だそうです。ヒール役であろうと、ヒーロー役であろうと、圧倒的な強さに人は魅了されますね。

今日のクリエイティブCHECKでは、ちょっと前にyoutubeを賑わした映像らしいのですが、相撲の強さを極限までに誇張した「real SUMO fighting」を紹介します。

Hakuho vs Asashoryu - the real SUMO fighting 8


しかし、よく考えますねー。
笑っちゃいました。  
Posted by hirokinagasawa at 11:31Comments(0)TrackBack(0)注目

▼2009年01月23日

無印良品の「Play MUJI」

本日のクリエイティブCHECKでは、無印良品の「Play MUJI」 をピックアップします。


http://www.muji.com/playmuji/#

カレンダー風のインターフェース。
ユニークな無印良品の商品を淡々と毎日1つずつ動画で紹介しています。
無印っぽいBGMも良い感じ。

ECサイトの「実際手にとって見てみないと分からない感じ」が、こういったクリエイティブでだいぶ払拭されますね。「HONEYSHED」の様な、ブランデッドエンターテインメント・ショッピングチャンネル(過去記事:08年10/23)まで作りこまなくても、このくらいだったら気軽にできる様な気がします。

やはり、今後の商品サイトは、EC&動画化していくんでしょうね。  
Posted by hirokinagasawa at 12:21Comments(0)TrackBack(0)ウェブサービス

▼2009年01月22日

1-click Award「審査員特別賞」

本日のクリエイティブCHECKでは、本ブログに幾度か登場しているFlashデザイナー青木イチロウさん(過去記事:09年1/7)からの朗報です。

以前、紹介したインターネット広告賞「1-click Award」(過去記事:08年9/29)で見事、で審査員特別賞を受賞しました。おめでとうございます!

作品名「0-click」

http://www.ichirou.org/0-click/

音楽は電子音楽家の安田寿之さんが担当。 
パフォーマーは元維新派の升田学さん。 

クリックしないでいると、ポインターの裏に潜む世界が繰り広げられるという、「1-click Award」なのに、0クリックな作品がなんともシュールです。  
Posted by hirokinagasawa at 13:26Comments(0)TrackBack(0)広告賞

▼2009年01月21日

オバマ大統領就任演説

本日、44代目オバマ米国大統領が誕生しました。

世界中が注目する就任演説は、期待通りすばらしい内容でした。
オバマを支える若干27歳のスピーチライター、アダム・フランクルにも注目が集まっています。

演説の中でも、個人的に決め手となったと感じるのは、コンセプトが凝縮された以下一文。
"For the world has changed, and we must change with it"
「世界は変わった。だから、我々も世界と共に変わらなければならない」


未曾有の金融恐慌、テロリズム、グローバルな環境汚染や貧困に対応すべく、アメリカも変わる必要があることを広い層に理解できる言葉で語られています。そして、(あくまでも)チェンジの一つの象徴として、人種の壁をなくすことが含まれています。(これがメインで語られている訳ではないのが重要)これらの危機的外部ファクターが、あまりにも重い人種差別の歴史を塗り替えるきっかけになったと受け取れます。

歴史的には、エイブラハム・リンカーンの1962年の奴隷解放宣言や、100年後のキング牧師「非暴力主義」と“I Have a Dream”の訴え。
今回、黒人初の大統領という事実が大きいだけに、本来ならこの流れを強調してしまいそうです。しかしながら、前文を読み直してみると、黒人の目線に偏るのではなく、あくまでも人種の坩堝であるアメリカという国を配慮して最低限に抑えている構成が優秀なスピーチライターの所以なのかもしれません。



予断ですが、一つどうしても気になってしまうのが、大統領の身の危険。
事実、奴隷解放の歴史に携わってきた偉人達は、リンカーンしかり、キング牧師、マルコムX、みな暗殺されてしまっています。ただただ身の安全を願うばかりですが、今回車を降りて夫人と共に歩く姿を見ると、相当の覚悟を感じました。
  
Posted by hirokinagasawa at 14:26Comments(0)TrackBack(0)注目

▼2009年01月20日

ユーキャンの「シカクムービー」と「なりたい自分発見地図」

日本時間深夜1時、いよいよオバマの就任式が行われます。
人種差別の歴史から更なる脱却、大きな「CHANGE」の第一歩、どんな演説内容となるのでしょうか。期待は膨らむばかりです。こちらについては後日の記事でフォローしたいと思います。

さて、本日のクリエイティブチェックでは、そんな「CHANGE」にちなんで「自分も変わろう」とういうことで、
生涯学習のユーキャンの「なりたい自分発見地図」と「シカクムービー」ピックアップします。

まずは、TVCMでもお馴染みの「シカクムービー」

http://www.u-can.co.jp/movie/index.html

こちらは、ウェブムービーを制作し、キャンペーンの中心においてCMで誘導する従来のパターン。キャンペーンの設計としては特殊なものではないものの、制作クオリティが非常に高く、しっかり商品にも落とし込まれているので、ブランデッドエンタテインメントとして効果ありそうです。GReeeeNの音楽も効いてます。

これを見た後に、「なりたい自分発見地図」のウェブコンテンツを経験すると、ちょっと申し込んで見ようかな、という気持ちになります。


http://www.u-can.co.jp/map/index.html?il=[movie]map

こちらのコンテンツも特に真新しい内容ではないのですが、両者のウェブの導線がしっくりきました。
その結果、私自身思わず、資料の取り寄せをしてしまいました。

せっかくなのでこれを機に、CHANGEしてみようかな?  
Posted by hirokinagasawa at 18:44Comments(0)TrackBack(0)ウェブ

▼2009年01月19日

SONY HANDYCAMの「Cam with me」

うーん。久々に純粋に感動しました!
こういう、時空を超える映像表現、作りたいですね~。

本日のクリエイティブチェックは、世のお父さん達、必見 SONY HANDYCAMの「Cam with me」を紹介します。


http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/camwithme/main.html

キャンペーンサイトでは、「毎日がスペシャル」をテーマに子供が成長する過程を擬似的に録画、体感できるコンテンツが用意されています。

娘を持つお父さん方は、人のいないところでハンカチをもって見たほうがいいかも。
じっくり最後までお楽しみください。  
Posted by hirokinagasawa at 17:58Comments(0)TrackBack(0)スペシャルコンテンツ

▼2009年01月16日

3Dラーニングの「iPerform 3D」

思い返せば、IT革命(もはや死語?)のひとつとして、「e-learning」の分野に大きな期待が集まったことがありました。しかしながら、実際のところはあまり大きな市場になりませんでした。

反面、通信教育のユーキャンやデジハリが従来の方法で大きく発展したことを考えると、決して人々の知的欲求が減少したわけではなさそうです。結局は、ネット通じて何かを学ぶ「e-learning」に+αの魅力を見出すことができなかったのかもしれません。

本日のクリエイティブCHECKでは、そんな e-learning の現状を打破できるかもしれないウェブサービス、3Dラーニングの「iPerform 3D」をピックアップします。


http://www.iperform3d.com/

ギターを学ぼうと思って挫折した人は少なくありません。その一つの理由が、手の動かし方、フレットの押さえ方が分かりにくいところにあります。「iPerform 3D」では、やっとe-learning らしい、分かりやすく教えるメリットが多々用意されています。

3D映像で作られた教材は、スピードコントロールはもちろんのこと、マウスを動かすことによって演奏している人の手もとの角度を自由に変えることが可能になりました。なんと演奏している人の後ろ側にまで回り込めてしまうので、演奏方法が分からずに一人頭を悩ませることはなくなるかもしれません。

e-learning の分野の発展の妨げとなっていたことろが、一つ解消された例を見た気がしています。

<デモ映像>
  
Posted by hirokinagasawa at 20:15Comments(0)TrackBack(0)テクノロジー

▼2009年01月15日

クイーンズランド州観光公社の「世界一の仕事」

寒い日が続きますね。
景気も悪ければ見通しも立ちにくい。
そんな中、新聞の求人欄に「The best job in the world(世界一の仕事)」と言う見出しが大きく出ていると、やっぱり気になっちゃいますよね。

本日のクリエイティブチェックでは、そんな求人を世界中にばら撒いた、クイーンズランド州観光公社の「世界一の仕事」をピックアップします。


http://www.islandreefjob.com/ja/#/home

新聞に掲載された求人が気になり、早速サイトにアクセスすると、「世界一の仕事」の業務内容が明らかになってきます。
・グレートバリアリーフの夢のような美しい自然に囲まれた島々の探索とPRレポート活動がメイン。
・他にも魚の餌やりやプールの清掃(これはほとんどが冗談半分に書かれたもの)。
・6ヶ月の勤務でなんとAUS$150000が支払われるとのこと。
・応募にはウェブでセルフPRを動画でアップロードする必要があります。

ここまで読んでやっと気がつきました。
サイトをもう少し冷静に見ていくと、この一連の雇用は、実は良くできた観光プロモーションの一環だと言うことに気がつきます。世界一の観光地で、世界一贅沢な仕事をしませんか?と問いかけることで、観光地に関心を持ってもらうことが最大の狙い。

わざわざ、AUS$150000支払い雇用という事実を作ることで、世界中の雇用欄に掲載することが可能となります。(これが、うまい!)雇用欄の掲載料金はたかが知れているが、バイラル効果は絶大。

さらには、応募者の自己PR動画も一般開放することによるWOMにも期待。もちろん最終的には雇用された人が、ブログ等を通じて6ヶ月間PR活動を行い、そこから目に触れた人もおそらく経緯を見て、長期にわたる話題化の可能性あり。

この求人広告の姿をしたキャンペーンは、「ミュニケーションデザイン」が実に良く設計されている一例になる思います。今後結構話題になってくるんじゃないでしょうか?

応募申込み締切りは2009年2月22日。
プロモーションの一環と分かっていても、参加したくなる魅了があるのは確か。
皆さんも、ぜひ応募してみてはいかが?


<The best job in the world>
  
Posted by hirokinagasawa at 17:07Comments(0)TrackBack(0)キャンペーン

▼2009年01月14日

高橋酒造の「しりとりんぐ」

過去にも、カップヌードルやドリエルなど(過去記事08年10/108年10/3)のスペシャルコンテンツを通じて、ユーザを繋ぐコンテンツを紹介してきました。

より多くのユーザをウェブで繋ごうとした場合、直感的に理解できる行動を中心にキャンペンを設計する必要があります。そう言う観点では、本日ピックアップする高橋酒造の「しりとりんぐ」は、「しりとり」と言う敷居の低い遊びをうまい具合に真ん中においていると思います。


http://shiritori-ring.jp/

高橋酒造の「しりとりんぐ」では、既に7万人が参加し、その輪が広がっています。
サイトの人気の裏側には、様々な細かい演出があります。

例えば、
・キリ番にはプレゼント。リピート促進。
・15個の隠しキーワードと、くりぃむしちゅーの得点映像。
・体育座りをして自分の順番を待つかわいい演出。
・自分の感情入力とユーザ間の輪の強化。

そして何より、前後の人と晩酌をして繋がり、これによりブランドを擬似的に体験させる仕組みは、クライアントにとっても価値のあるクリエイティブになっていると思います。  
タグ :ウェブ2009
Posted by hirokinagasawa at 18:11Comments(0)TrackBack(0)スペシャルコンテンツ

▼2009年01月13日

ワンパク の「ARE YOU HOT?」

年末年始を通じて、かなりの数のキャンペーンサイトが立ちありました。
今日のクリエイティブCHECKでは、その中でも個人的にストライクだったワンパク の「ARE YOU HOT?」をピックアップします。


http://1pac.jp/

ワンパク の「ARE YOU HOT?」は、1月30日までの期間限定キャンペーンサイト。
キャンペーンウェブを通じて、リアルな空間での抽選会に参加ができます。

ライブカメラに映し出されるピタゴラスイッチみたいな仕掛けを抽選玉が駆け抜けます。
私がトライした時には、画面の向こう側に担当の人が「STARTボタンを押してください!」という手書きのプラカードをこちらに向けて指示出しをしていました。

アナログな仕掛けがなんとも微笑ましい。
1日一回のチャレンジが可能です。  
Posted by hirokinagasawa at 16:54Comments(0)TrackBack(0)スペシャルコンテンツ

▼2009年01月09日

ピザハットの「お誕生日スペシャルサイト」

本日のクリエイティブCHECKでは、ピザハットの「お誕生日スペシャルサイト」をピックアップします。


http://birthday.pizzahut.jp/

何かとオリジナリティ溢れる企画を打ち出しているピザハットですが、今度は新たにお誕生日割引を訴求するスペシャルコンテンツが登場。

その名も「ハッピザースデー!!ロウソクふう~!ふう!キャンペーン」

自分の生年月日を記入すると、画面に歳の数分のロウソクが立てられたピザが出現します。
画面に表示された電話番号に電話して、電話の受話器に向ってふうーふうーと息をかけると、PC画面上のロウソクが息と連動して消える仕組みになっており、すべてのロウソクを消すとピザの割引券をゲットできます。

誕生日パーティーで活用すれば、ちょっと盛り上がりそうですね。  
Posted by hirokinagasawa at 16:35Comments(1)TrackBack(0)ウェブサービス